読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館

広帯域制御屋の駄文とか

特定の方々が条項の1文を取り上げて騒ぎにしていたCODE REDのライセンスについて

正確な事の発端は知りかねますが、LPCXpresso LPC1343が秋月で取り扱われ始まった、ちょうど1年くらい前から話題にしていた事で、

「LPCXpressoのライセンスがあまりにも酷い。ライブラリのいかなる再配布(cr_startup周辺)も出来ないし、(ry」
というもの。

いかなる再配布ですかw
もしそれが本当ならMARY-DUINOの開発も一旦凍結しなきゃいけないし、某出版社のLPC関連のプログラムダウンロードサーピスは即日停止しなきゃイケナイ。本当のところどうなんだろうと調べてみました。ライセンス条項や法律関連では一項目のみで解釈せず、条項全てを矛盾無き様に解釈しなければなりません。
さて、問題となっている条項へのリンクは以下です。

http://code-red-tech.com/info/LPCXpressoLicense.htm

「non-transferable licence」はいかなる形態でも「配布できない」という意味では有りません。権利の譲渡は出来ないと言う解釈が妥当です。(All rights reservedと同義)
条項の1-ii(c)では"reproduce and distribute the Target Libraries, only in object code form, and only as part of Software Applications."とあります。つまりアプリケーションの一部としての複製/配布は認めると言う事です。

ではnon-transferableと矛盾するのか?—いいえ。
全体を読み進めるならばこの意味は「他の環境(例えばSTM32のCortex-Mプロセッサの開発環境)を利用するのにライブラリだけ抜き出して利用してはならない」ということが解ります。
結論として、LPCXpresso IDEでLPCシリーズのマイコン開発しているならば、なんら複製/配布は問題にはならないということです。