マルツのDIPモジュール基板でeXodusino
eXodusino関連の内容です。
■いままでの内容です。参考までに
Arduino API互換環境eXodusinoをLPC1114 DIPで使うまとめ - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館
Arduino API互換環境eX(ryまとめ その2 - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館
マルツからこんな基板が出たので買ってみました。PK-MYARM-SET
【PK-MYARM-SET】MB 基板付キット - 雑誌・書籍連動キット - その他 キット - マルツエレック【マルツパーツ館WebShop】
お目当ては8pin SOPパッケージのUSB-UARTチップPL2303SA。
Mac OSXでそのままじゃ動かないと噂に聞いていたのでそれの検証もかねて買いました。
でけた。
うむ…
はい動きませんありがとうございました。(棒
PL2303SAのページにアクセス
PL2303SA USB to Serial Bridge Controller | Prolific USA
このページの下の方に
Mac OS X Universal Binary Driver v1.4.0 (DMG file format)
という項目があるので、dmgファイルを貰って来てインストールします。終わると強制的に再起動...
再起動後、端末エミュレータなどで
/dev/tty.usbserial
という端末が見えている事を確認できると思います。
LPC1114にeXodusブートローダを書き込むと、シリアルコンソール上で、プログラムの書き込みからいわゆる"printfデバッグ"まで出来ます。
eXodusブートローダの書き込み方法はこちらを参考にしてください。
Arduino API互換環境eX(ryまとめ その2 - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館
WindowsでのシリアルコンソールはTeraTermを使うと便利です。Mac/LinuxではMinicom、GUIが使いやすいCuteComがあります。
前回(Arduino API互換環境eXodusinoをLPC1114 DIPで使うまとめ - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館)もやったLEDホタルを作ります。
マルツの基板では
LED1 -> P1_5 (Lowで点灯) LED2 -> P0_7 (Highで点灯)
に接続されています。
LED1とLED2が交互に点灯するようにします。user_application.cppを次のように書き換えます
#include <libmary.h> #define LED1 P1_5 #define LED2 P0_7 void setup() { Serial.begin(9600); // UARTのセットアップ(9600baud) Serial.println("\r\nStart..."); } void loop() { for(int i = 0; i < 256; i++) { analogWrite(LED1,255 - i); analogWrite(LED2,255 - i); delay(5); } for(int i = 0; i < 256; i++) { analogWrite(LED1,i); analogWrite(LED2,i); delay(5); } }
基板上のUARTのピン設定を済ませたら、リセット(SW1)を押し、1秒以内にターミナル上から[z]キーを入力し、eXodusブートローダを書き込みモードにします。
図はCuteComでの書き込み待機状態。詳細はArduino API互換環境eX(ryまとめ その2 - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館をご覧下さい。
書き込みが成功すれば、交互にLEDが点灯します