Android端末からXBee Wi-Fiにtelnetでログイン
telnetでXBee Wi-Fiにアクセスする
今日の夕方、閉まりかけの秋月に飛び込んで買ったXBee Wi-Fi
XBeeWi−Fiモジュール(PCBアンテナタイプ): 無線、高周波関連商品 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
早速動かしてみようと思いました。
Android4.0以降とiOSデバイスはad-hoc接続ができるはずなので、どちらかのスマホで何かしら遊べるはずです。
○ XBee Wi-Fiの設定
今回、MacOSX LionのターミナルでXBee Wi-Fiの設定をしました。
写真には写っていませんが、XBee本の付録基板の裏に低ESR電解コンデンサ470uFを2個並列に、またXBeeの電源と基板上で生成された3.3Vの間に4.7uHのフィルタを載せてます。
さて、CP2104はそのままではMacがUSB-UARTと認識しないので下記のページの[tools]タブをクリックしてドライバを頂いてきます。(Mac_OSX_VCP_Driver.zip)
USB to UART Bridge
インストールし、OSX再起動後、ターミナル.appから
$ screen /dev/tty.SLAB_USBtoUART
と打ち込むとUARTにアクセスできるはずです。
ここで、XBeeの設定を行います。
■参考URL
XBee Wi-Fiをアンドロイド端末とアドホックする! - SE組込人 - Yahoo!ブログ
さきほどの画面で
+++
と入力するとATコマンドモードになり、
OK
と返してくるはずです。しばらく時間が経つとクローズしてしまうので、その場合は再度+++と入力します。
今回自分が設定したコマンドは以下の部分。かっこ内は説明ですので入力しない。
ATAH1 (ネットワークタイプ:クリエイタ) ATMA1 (アドレシングモード:Static,0はDHCP) ATIDhoge (SSID:hoge <- 適当) ATCH1 (アクセスポイントのチャネル:1<-適当に選んだ) ATMY192.168.2.205 (XBee自身のIPアドレス:192.168.2.205 <- 任意) ATDL192.168.2.201 (通信相手のIPアドレス:192.168.2.201) ATMK255.255.255.0 (サブネットマスク)
と入力。
念のため
ATC0
と打ち込んだときに
2616 (10進数で9750:XBee Wi-Fiのデフォルトポート番号)
と出る事を確認。違ったら
ATC02616
と入力する
ターミナルは閉じないでそのままにして、Androidのad-hoc設定をします。
○Android側の設定
Android4.0.4(CM9)のPHOTONからアクセスしてみます。
先ほどXBeeの設定が終わっているので[設定]->[無線とネットワーク:Wi-Fi]->hoge(ad-hoc network)が見えているはずです。
これを長押しして出てくるメニューで、[ネットワークを変更]を選び
詳細オプションを表示をチェックし、
以下の項目を設定します。
- プロキシ設定:なし
- IP設定:静的
- IPアドレス:192.168.2.201
- ゲートウェイ:192.168.0.1
- ネットワークプレフィックス長:24
ここまで入力すると、[保存]のボタンがタップできるようになります。
保存する。
Wi-Fi設定でhogeに接続したのを確認してから、Androidアプリの端末エミュレータを起動します。
telnetでXBeeにアクセス。先ほど設定したXBeeのIPアドレス:192.168.2.205、ポート9750なので
$ telnet 192.168.2.205:9750
と
入力する。エラーメッセージが何も出なければ接続成功です。
のでこんな感じに端末から入力すると、
Mac OSXのターミナル.appにも
めでたく出現。(逆にMacのターミナルから入力しても、Android端末エミュレータに出力できます)
うんこうんこ。
おしまい。