lynxeyedの電音鍵盤

MBDとFPGAと車載で使うデバイスの備忘録

省電力イメージセンサボードを作る

事の発端

今年の初めに友人と天王寺ミオで、
こんな↓ラジコンにラインスキャン乗せて映像撮ったら面白そうだねという会話

でも大容量Li-PO電池もたないといけないかも、ついでに重くなるから出力上げないと、という話をしてたときに、

「振動で発電すれば電池要らないんじゃね?」

ということになり、作ってみるかと。
その後、雑事に忙殺されてなかなか暇が取れませんでしたが思い出したように作ってみました。振動のみで発電するのは難しいことが分かったので、一次電池との組み合わせにしました

ボード外形

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・エナジーハーベストイメージセンサ制御ボード "RODSZEPTA (ラセタ)"
プロセッサ:NXP LPC800シリーズ
コプロ:Altera MAX V CPLD 5M570ZT

「勝手にAltera30周年記念祭り」と称してのAlteraデバイスの採用ですが、Avalon-MM MasterBridgeと外部マイコンの組み合わせは仕事でも重宝しています。今回もこれを前提にシステムを設計しています。
イメージセンサと振動発電用ピエゾフィルムは交換可能なように別基板でマウントする方式です。
イメージセンサ、コプロは必要なときだけ起動し、撮影が終わったら省電力モードに。
プロセッサはタイマで必要なときに起床します。

基板おもて面
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基板うら面(表面からの透過)
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試作は2層、デバッグ終わり次第4層の基板で製作する予定です。
週明けに発注すれば、年明けには来るかな?