凄いカメラボード改めYABUSAME'S ROD
ボードの再設計
前に↓設計していたカメラボードの外形をまた直しています。
特徴量検出と姿勢制御用のデバイスの設計(その2) - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館
価格と、ハードマクロの豊富さが決定打となりCPLDはMachXO2-2000を採用しました。
和製FPGAボードはDQNネームなのが流行ってますので「凄いカメラボード」改めYABUSAME'S RODと言う名前で。
裏側
LPC4330-XplorerやLPCXpressoにスタックする形で使うため、この形(rod)にしました。もちろん単独でも動作可能です。
主なデバイスと機能として
- MachXO2-2000HC: カメラからのストリームデータのビット幅変換、圧縮
- LTC4160: Li-POの充電管理、USBパワーマネージメント
- MR25H40: MRAM。ノーウェイト不揮発性データ書き込み
- TCM8240MD: 特徴量抽出用。2つ使用しステレオカメラとして運用
- BD7003NUX: 外付け部品が少なくてすむ2ch LDO
これから追加する部品として
があります。XBee Wi-Fiを載せるのでボードはもう少し、縦長のボードになると思います
LPC4330 DSCとMachXO2は役割分担があります。
FPGAで複数の(しかも非同期)回路を並列に動かそうとすると、内部配線が膨大になりロジックが十分余っているにもかかわらず実装できなくなる場合があります。例えできたとしても、期待される応答時間を越えることが往々にしてあります。そうなるとソフトCPUでどうにか…できる範囲ではございません。
非同期で並列化するのではなくブロックベースで階層化し、同期回路ベースで設計し良いタイミングクロージャを得ることに注力します。
具体的な役割分担はこのようにしました。