秋月電子でこの微妙なボードが売り出されたこともあり、多くの人がSpartan-6に触れる機会が出てきたようです。
てか、このLPDDR、こんなパスコンで性能出しきれんのかよw
MicroBlazeには正直あまり興味がわかないのですが、(よりによってLX9にソフトCPU積んだらロジックスライス残り少ないし)信号処理系であればDSPスライスとかもお手軽に試せるのでいいと思います。
Spartan-6にはMCBがあり、CoreGenでLPDDRコントローラも比較的楽に生成できるので、試してみようと思います。結果はまた後日。
さて、このLX9ボード、XilinxのPlatform Cable USB相当の回路が載っている模様ですが、Digilent Adeptドライバー突っ込んでもiMPACTに認識されない様です。
おそらくこんなメッセージ。
Warning:923 The cable selected is not avaliable, please select a different one.
これ以外のDigilentボードでも同じ現象にあったことがあるので、見当を付けてみました。
やはりこの問題はすでにAVNETのBBSで解決済みです。
このBBSではChipScopeProの件ですが、iMPACTでも同様です。
http://community.em.avnet.com/t5/Spartan-6-LX9-MicroBoard/Digilent-plugin-on-ise-13-1/td-p/2070
LX9ボードにはISE 12.4のDVDが同梱されているようです。これをアップグレードして13.1にした方は、後述するディレクトリを読み替えてください。
また、64bit-Windowsの方は以降、「nt」を「nt64」に読み替えてください。
なお、Digilent Adeptドライバと、ランタイム Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86)は導入済みのものとします。(いや、めんどくさいので)
1.とりあえず、以下をダウンロードします。(Digilent Plug-in, 32/64-bit Windowsを選択)
Digilent Plugin for Xilinx Tools
2.先ほどのプラグインを解凍すると、「libCseDigilent_2.0.5-x86-x64-Windows」フォルダの中に
- ISE11x
- ISE12x ←(12.4はこっちを使う)
- ISE13x ←(13.1にアップグレードした人はこっち)
があります。
3.ここで使うフォルダは
(解凍先フォルダ)\libCseDigilent_2.0.5-x86-x64-Windows\ISE12x\plugin\nt\plugins\
の「Digilent」フォルダです。このフォルダを右クリックしてコピーしておきます。
デフォルトでISEをインストールした場合、
C:\Xilinx\12.4\ISE_DS\ISE\lib\nt\plugins\
に「Digilent」フォルダをコピーします。
4.iMPACT起動
SP6LX9マイクロボードをUSB接続して、
スタートバー → すべてのプログラム → Xilinx ISE Design Suite 12.4 → ISEデザインツール → ツール → iMPACT
やはり認識しません。(13.2だと自動認識するみたいですがw)
ここで、下図のような場所で右クリックします。→Cable Setupを選択。
Cable plug-in項目で、Open Cable Plug-in. Select or enter...をチェックし、
digilent_plugin
メニューの下にあるInitialize Chainで認識できればOK
今日はここまで。