lynxeyedの電音鍵盤

MBDとFPGAと車載で使うデバイスの備忘録

PSoC3で指定回数分だけクロック送出

前回(PSoCでVerilog - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館)の関連記事になります。 PSoC3/5で指定回数分だけパルス出力したいと考えました。8bit長シフトレジスタでは、通常8クロックを送出してから、保存用レジスタにストアします。 しかし、データストリームが8の倍…

PSoCでVerilog

画像を利用した姿勢制御計画がちょっと部品選定で頓挫中です。 MachXO2 → PLD付きCPUのPSoC3でも出来そうということで、部品選定フェーズに巻き戻ししてます。あーあ。【メリット】 ・CPUによってPLDのステートマシーンをなくす、または最小限に出来る。ある…

Arduino API互換環境eX(ryまとめ その2

Arduino API互換環境eXodusinoをLPC1114 DIPで使うまとめ - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 の応用編です。2点だけ追記が有ります。これはeXodusinoを使う上で必須ではありませんのでみなさま各自で取捨選択をお願い致します。以下の2点です LPC1114 DIPへの書き…

Arduino API互換環境eXodusinoをLPC1114 DIPで使うまとめ

ここでは、Arduino API互換環境 eXodusino をLPC1114 DIPで使うにあたっての手順をまとめてみました。(1) LPCXpresso IDEの用意 (2) eXodusinoのダウンロード (3) マイコンへの書き込み方法 (4) eXodusinoのLPC1114FN28/102用プログラムのビルド方法Arduino…

凄いカメラボード改めYABUSAME'S ROD

ボードの再設計 前に↓設計していたカメラボードの外形をまた直しています。 特徴量検出と姿勢制御用のデバイスの設計(その2) - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館価格と、ハードマクロの豊富さが決定打となりCPLDはMachXO2-2000を採用しました。 和製FPGAボードはDQN…

DIPタイプのLPC1114その後

南蛮からの黒船 LPC1114の600mil DIPの話題を少し前に取り上げました。 LPC1114のDIPを極秘裏に入手 - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 あれから、とある情報筋で、ESからリリース版になったとの情報を頂き、念願かないましてリリース品を入手しました。 写真左が…

魔法のようなSoCはない

次世代ry 30代半ば〜40代後半のソフトウェアをメインとする技術畑にいる人々の中には、未だにFPGA=魔法のSoCという刷り込みがある模様。汎用と専用の違いをどこかで見失ったのかもしれない。 2000年はじめ頃、FPGAについて \魔法のデバイス!何でも出来る…

LPC4330がやってきた

"You underestimate my Core!!" - LPC4330 said. ダークサイドに堕ちた奴がやってきました。Cortex-M4/M0が入った非対称デュアルコア、LPC4330です。 Cortex-M0/M4ともにAHBマルチレイヤーマスタとしてバスにぶら下がる構造のようです。 LPC4330-Xplorerには…

Android端末からXBee Wi-Fiにtelnetでログイン

telnetでXBee Wi-Fiにアクセスする 今日の夕方、閉まりかけの秋月に飛び込んで買ったXBee Wi-Fi XBeeWi−Fiモジュール(PCBアンテナタイプ): 無線、高周波関連商品 秋月電子通商 電子部品 ネット通販 早速動かしてみようと思いました。 Android4.…

LPC1115

LPC1115 LPCXpressoを極秘裏に入手 LPC1115というflash容量が64kBに増えたCortex-M0を某所にて入手しました。品名から察しが付くようにLPC1114互換品です。 先代のLPCXpressoに載っていたLPC1114F/301と相違点は64kBフラッシュだけではなく、より徹底した低…

特徴量検出と姿勢制御用のデバイスの設計(その2)

前回のエントリの続き。 まだ作りかけですが、、、一応ボード設計のメドがたちました。今回はAltiumではなくDesignSpark PCBを使っています。 トラ技でも紹介された技適取得済みWT32モジュールWCA-009を乗せています。もともと、A2DP、AVRCPプロトコルを生か…

PIC32MXでLチカ

この間のエントリの続きです。Mac OS Xでも書き込みできる事は確認できたので、LED点滅でもして動作確認しようと思います。 MPLAB X IDEを立ち上げ、メニューの File -> New Project...を選択すると、 新規プロジェクトのウィザードが出現するので、ウィンド…

秋月200円MIPSの試食

PICネタは4年ぶりでしょうか。 MIPS32 M4Kコアが載ってるPIC32MXシリーズですが、 これの300mil DIPが秋月で200円前後で扱われ始めました。 I2SやUSBデバイスも搭載しているので興味津々です。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05852/自分も流行に乗…

特徴量検出と姿勢制御用のデバイスの設計

ここからしばらくはこの話題を追いかけていこうと思います。 2足歩行ロボットや小型無人飛行機の姿勢制御は通常ジャイロや加速度センサを組み合わせて実装されますが、 そのシステムに「目」を追加することによって、姿勢制御の補助ができるのではないかと…

秋月I2C液晶をeXodusinoで使う

Cortex-M0 Arduino互換環境 eXodusinoではArduino I2C(Wireクラス)をソフトウェアでエミュレートしています。*1 が、、時々ACKを取りこぼしたりする現象が確認できたので、Wireクラスのデバッグもかねて動作させてみました。 秋月I2C液晶はこれを使ってます↓…

FlucardでFTP

FlashAirとFlucardをゲットしました。 どちらも無線LAN APとして動作し、内蔵ストレージをブラウザ経由で見ることが出来るスグレモノです。 デジカメなどにこのSDを装着し、撮った画像をその場で友人たちに(スマホ経由で)渡せてしまうというコンセプト(らし…

ArduinoインタプリタiArduinoのeXodusinoへの移植(その1)

@nnmtng氏がArduino向けのインタプリタを作っておられることを聞いたので、使ってみた次第です。iArduinoの本家さまに詳細があります iArduino: Arduino上で動くインタプリタ言語自分はAVRマイコンのオリジナルArduinoが手元にないので(ぉぃ)、eXodusinoでも…

AndroidでHSV変換

以前、2回ほどHSV変換に取り組んだ事がありました。 累乗則変換を考慮したHSV変換とMATLAB - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 iPhoneでRGB<-->HSV変換 - Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 iOSデバイスでHSV変換をして一定以上の彩度・明度の要素を取り出し、光センサー代…

LPC1114のDIPを極秘裏に入手

悪い人がオランダから密輸してきたLPC1114FN28/102がやってきました。 ES品だそうです。うひょひょピンアサインは以下のとおりです。 LPC1114F/301と比較すると DIPで28pin SPIが1つになった RAMが4kに減った AVDD,AGNDとアナログ電源が分離できるようになっ…

PHOTON(ISW11M)をIIJmioで運用してみた

この記事のアクセスが多いので追記しました。Android4.0.xでもIIJmioはPHTONで運用できています。詳細は最後に取り上げますこのブログで扱う範囲なのか微妙ですが、覚え書き程度に。@ytsuboi氏に布教されて思わず契約してしまいました。 で、ADB研究用という…

LPC1114で音声再生

◆eXodusino量産向け試作品とピン配置 前回のエントリの続きです ピン配置は以下の通りです。 ◆ピン名称と入出力設定の関係 eXodusinoはArduino標準API互換*1なので、上記のD2ピンを出力ピンかつ、HIGHにしたい場合、 pinMode(2,OUTPUT); digitalWrite(2,HIGH…

Cortex-M0 Arduino互換環境 eXodusinoとブートローダの改良

前回紹介したeXodusino[エクソダシノ]量産先行品はブートローダを改良しました。 XMODEMを廃止し、無手順UARTによりバイナリを書き込むシンプルな方式です。 eXodusinoプロジェクトはgithubから一式をダウンロードできます。 http://github.com/lynxeyed-ats…

Duino-X試作版

前回の、Cortex-M0ベースのArduino FIO互換機を設計しましたよ、というお話のその後。 基板が上がってきたので、部品を実装しました。 今回の試作機は電源変動とLPC1114のブラウンアウトリセットの関係を調べることもあってパスコンを減らし、外部クロックは…

RTOSはもう終焉、プラットホーム化による非言語による物理モデル開発の時代

来年の方針として、今まで通り、音声、画像信号処理を軸にしていきます。 この1年半程ARMプロセッサを中心に信号処理ネタや*duinoネタをやってきましたが、 それに加えて、 MBD(Model Based Development)によるFPGA開発の本格化 大規模集積回路の開発では、—…

15年前の復讐(笑)

小学校の時に秋葉原のガード下で買った懐かしいキットがまだ売ってました。 紙フェノールの片面基板で1cm四方の気違いAMラジオキットです。今となっては、AMラジオの原理はただの共振周波数を拾って積分回路を通せば音は鳴る…くらいはなんとなく察しがつきま…

MARY-DUINOにSPI1クラスを追加

Duino-XはLPC1114F/LPC1114Lの48ピンLQFPデバイスを搭載予定です。*1 この48pinデバイスのみユニークで独立なSPI/SSPが2ch搭載されています。Duino-Xも本家Arduino FIOにくらべてここに強みが有ったり…で、GitHubにもこの変更を反映しました。 http://github…

Cortex-M0ベースのArduino FIO互換機 "Duino-X"

Arduino API互換MARY-DUINOが動作するハードウェア"Duino-X"をこさえました、っと。 MARY-DUINOの機能を増やしていくに連れて、特定用途に特化したハードウェアが欲しくなりました。 そもそもMARY-DUINOはArduino XBee APIライブラリの移植が目的でしたので…

inPulse watchでマンデルブロのジュリア集合で遊ぶ

ARM

積んどくだけの『高級積みARM基板』にならないようにちょっと遊んでいます。 定番のマンデルブロ集合演算です。C言語での開発で、inPulseのAPIも揃ってるので開発は容易ですが、つまづいた点を少し。 タスクはOSが管理している Pulse OSというOSが管理してい…

inPulse Watchが来た

ARM

買ってしまいました。勢いで。内蔵CPUはARM7TDMI-Sらしいです。 http://www.getinpulse.com/Mac OSXでのSDKなどの使い方 http://www.getinpulse.com/guide/mac/↑ここでの説明で十分わかるのですがMacで使う時の補足。 日本語環境では使えないので、「環境設…

MARY-DUINO、マイクロ秒オーダのユーザ割込み関数とウエイト関数に対応

MTM07に出展の皆様お疲れさまです。 風邪など引かぬようお気をつけて下さい。さて、Arduinoのウェイト関数でMARY-DUINOに未実装だった関数を実装しました。 delayMicroseconds() micros() 加えて attachMicroseconds((void *)user_function, int us) detachM…